胸鎖関節炎

  • 首の根元を押すとズキッと痛む
  • 息を吸うと胸の上が痛い
  • 腕をが上げると鎖骨がうずく
  • 鎖骨の根元が腫れて痛い
  • 胸の上が腫れて動かすと痛む

胸鎖関節炎ってどんな人に起こる?

胸鎖関節炎は、鎖骨と胸骨(胸の中央にある骨)をつなぐ「胸鎖関節」に炎症が起きるものです。
首の根元に近い、鎖骨の内側の端あたりに強い痛みや腫れが生じるのが特徴です。

 

 

どんな人に起こるのか?

1,掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や関連疾患のある人
胸鎖関節炎で最も多くみられるケースの1つが、皮膚の病気に伴うものです。

●年齢・性別
30~50代の中年層、やや女性に多い傾向があります。

●生活習慣
喫煙者に多くみられることが知らされています。

●特徴
手のひらや足の裏に小さな膿や皮むけができる「掌蹠膿疱症」を患っている方や虫歯・慢性扁桃炎などの慢性炎症がある人に起こりやすいとされています。

 

2,肩や腕を酷使する・姿勢が悪い人(負荷・変性によるもの)
日常生活での物理的な負荷や加齢が原因となるタイプです。

●身体を動かす職業・スポーツをする人
重い荷物を運ぶ仕事、腕を大きく使うスポーツ(野球、ゴルフ、水泳、筋トレなど)をする人。

●デスクワークや姿勢が悪い人
長時間のスマホ・PC操作による猫背や巻き肩の人。
姿勢が崩れると鎖骨の根元に不自然な力がかかり続けます。

●加齢(50~60代以降)
長年の関節の使用による摩耗(変性性関節症)が増える世代です。

 

3,感染症にかかりやすい状態の人(化膿性胸鎖関節炎)
細菌が関節に入り込んで急速に激しい炎症を起こすタイプで、注意が必要なケースです。

●基礎疾患がある人
糖尿病や人工透析を受けている方。

●免疫力が低下している人
ステロイド治療中の方や高齢で抵抗力が落ちている方。

 

全体の傾向としては『30~50代で手の荒れやタバコの習慣がある人』や『日常的に肩や腕をよく使い、姿勢の乱れがきになる人』に発生しやすいのが特徴です。

 

 

どんな症状?予防法はあるの?

症状

●首の根元・鎖骨の内側に痛み
患部を押すと強く痛み、何もしなくてもズキズキ痛むことがあります。

●動かすと痛みが響く
腕を上にあげる、肩を動かす、首を曲げる動作で痛みが強まります。

●息や咳で響く
大きく息を吸ったり、咳やくしゃみをしたりすると胸の上のあたりに痛みが出ます。

●患部が腫れる・熱を持つ
鎖骨の根元がプクッと腫れたり、赤くなったり、触ると熱く感じたりします。

●腕や肩が動かしにくい
痛みのために腕を上や横に挙げづらくなります。

 

予防法

1,姿勢を正す(巻き肩・猫背の改善)
猫背や巻き肩になると鎖骨が内側に押し込まれ、胸鎖関節に不自然な負担がかかり続けます。

●意識すること
デスクワーク中やスマホを見るとき、背筋を伸ばして胸を軽く張る意識を持ちましょう。

●肩甲骨をほぐす
肩甲骨を定期的に回したり、胸を開くストレッチをすることで関節への負荷を減らせます。

 

2,肩や腕への物理的な負担を減らす
腕を大きく使う動作や、肩への局所的な負担は関節の炎症につながります。

●重い荷物の持ち方に気をつける
片方の手や肩ばかりで重い荷物を持ち続けるのを避け、リュックを活用する・左右交互に持つのを意識します。

●スポーツ・筋トレ時のオーバーユース(使いすぎ)を防ぐ
ベンチプレスや腕を大きく使う運動を行なう際は、十分なウォーミングアップを行ない、フォームや負荷を見直しましょう。

 

3,禁煙する(掌蹠膿疱症に伴うものへの対策)
胸鎖関節炎と深い関係がある「掌蹠膿疱症」は、タバコ(喫煙)が大きな悪化・誘発因子であることが知られています。

●喫煙習慣がある場合は禁煙を心がけることが、皮膚疾患や関節炎の予防・再発防止に非常に効果的です。

 

普段から『胸を広げる正しい姿勢』を保ち、首や肩に違和感があるときは無理をせず休ませることが予防の第一歩になります。

 

どうしたら良くなる?

「しっかりと治したい!」
「痛みを取るだけでなく、根本的な改善がしたい!」
「今後のケアやストレッチなどのアドバイスが欲しい!」
このような方にオススメなのは、接骨院です。
千葉市花見川区の当院では痛みのある部位だけでなく、身体全体のバランスを診てその方に合った治療法やアドバイスをしています。
治療方法も電気だけではなく、早期回復に向けて症状に合わせた治療器を組み合わせて施術しています。
特にスポーツをしている方は、柔軟性を高めることでスポーツへのパフォーマンスも上がりますので、ストレッチ指導もしっかり行なっていきます。

 

「どこに痛みが発生しているのか?を画像で見たい!」
「大切な用事があるので、一時的にでも痛み止めで軽減したい!」
このような方にオススメなのは、整形外科です。
ただし、痛み止めは一時的な軽減にしかなりません。
根本的な改善方法は、痛みのある部位だけでなく、大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)の硬さを取ったり、柔軟性を高めることが重要になります。
あくまで、痛み止めは一時的には効果がありますが、炎症が治まるわけではないことを知っておきましょう。

 

当院での治療法

千葉市花見川区の当院では症状に合った治療法を患者様に提供しています。

①電気療法
電気をかけることで、痛みを抑えたり、筋肉をほぐす効果になります。

②特殊治療器の使用
痛みの強い場合は、炎症を抑える治療器を使用します。

③手技療法
筋肉をほぐしたり、関節の可動域を高めることで痛みが取れ、パフォーマンス向上にも繋がります。

④運動療法
固まっている筋肉を伸ばしたり弱っている筋肉を鍛えることで、再発予防になります。

 

 

執筆者:柔道整復師
さつきが丘接骨院・整体院 代表 大谷 尚夫

さつきが丘接骨院・整体院 代表 大谷 尚夫

開院当初より約三五年、常に向上心を持ち患者様のニーズに応えて誠心誠意真心こめて施術する事をモットーにやってまいりました。
時代の流れで外傷の診れない接骨院が増える中、さつきが丘接骨院では長年の経験と実績があり、しっかりと外傷(ケガ)が診れる接骨院として自負しております。

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