肋間神経痛

  • 肋骨に沿って起こる痛み
  • 急に電気が走るような痛み
  • ジクジクと持続する痛み
  • 不適当な姿勢を続けると痛む
  • 特に上半身を動かしたときに痛む

肋間神経痛はなぜ起こるの?

肋間神経は胸のあたりにある胸椎から出て、肋骨に沿っている神経です。

肋間神経は肋骨に沿う形でつながっているため、肋骨に沿って痛みが出ることが多く、片側のみが痛む場合が多いです。

 

◎肋間神経痛の原因

肋骨に沿っている肋間神経が痛む原因はさまざまで、肋間神経痛を引き起こしている原因によって、痛みの出る頻度、症状は異なります。

[原発性肋間神経痛]

骨の機能的な異常や炎症、骨折、ねんざなど筋肉や骨格(変形性脊椎症・胸椎椎間板ヘルニア・脊椎腫瘍など脊椎)に原因がある場合、肋間神経が骨などによって直接刺激されて発症することもあります。長時間の不適当な姿勢や身体を動かした時、特に上半身を前後に曲げたり、左右に曲げたり廻したりするとズキズキとした痛みを強く感じることがあり、時には「息ができないほど痛い」こともあります。

[続発性肋間神経痛]

脊椎や肋骨に原因がない場合に起こる症候性肋間神経痛の代表的なものは、帯状疱疹です。帯状疱疹は、帯状疱疹ウイルスが神経の中を通って皮膚に達して皮疹を起こす疾患ですが、胸部に発症すると肋間神経痛を起こします。帯状疱疹による肋間神経痛は、皮疹の有無に関わらず「ヒリヒリ」「ジクジク」とした皮膚表面の持続的な痛みを感じます。

 

 

鑑別が大事!

胸椎椎間板ヘルニアなど肋間神経の圧迫損傷を疑う場合には、画像診断が必要です。身体の断面図を見ることができるMRI検査などの画像で神経の圧迫や椎間板の様子、変形があるかないかの鑑別が必要なので、整形外科で診断してもらいましょう。

 

◎予防

◆体を温める

からだが冷えていると筋肉が縮んで硬くなった状態が続きます。そうすると神経も同時に刺激されて神経痛が起こりやすくなってしまうのです。ですから、ウォーキングや適度な運動で体を温めるという事は痛みを和らげるのに効果的です。

◆日常生活の緊張、ストレスを解消する

精神的な緊張があったり、不安があると体が強張り、首や肩、背中の筋肉が緊張していきます。神経質になり過ぎず、心を落ち着かせるように心掛けてみましょう。

大きく深呼吸をしてみたり、外に出てリフレッシュしたりして体のストレスを和らげてあげましょう。

 

さつきが丘接骨院での治療 

デスクワークや長時間のパソコン作業、スマホや読書などが長時間続くと無意識に姿勢が崩れて、無理な体勢になっているケースが多くあります。悪い姿勢は、肩や背中に大きなストレスとなっていきます。

姿勢が崩れやすい人は、体の歪み・体幹の弱さも原因につながります。

症状改善には根本的な治療が必要になるので、身体の歪みを整えるための骨格矯正やIMS整体、ストレッチや体幹(インナーマッスル)を鍛えるエクササイズ療法などを取り入れ、姿勢から改善していきます!

執筆者:柔道整復師
さつきが丘接骨院・整体院 代表 大谷 尚夫

さつきが丘接骨院・整体院 代表 大谷 尚夫

開院当初より約三五年、常に向上心を持ち患者様のニーズに応えて誠心誠意真心こめて施術する事をモットーにやってまいりました。
時代の流れで外傷の診れない接骨院が増える中、さつきが丘接骨院では長年の経験と実績があり、しっかりと外傷(ケガ)が診れる接骨院として自負しております。

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