成長痛
- 夕方〜夜(寝ている時)、足の痛みを訴える
- 夜や夜中に、痛みで泣き出す
- 翌朝や日中は、元気に走り回っている
- 摩ったり触ってあげると、痛みが和らぐ
- 月に1〜2回・週に1〜2回、不定期に出る
成長痛とは?
『成長期(幼児期・学童期・思春期)の子供の足(下肢)の痛み』の総称です。
2歳〜14歳くらいの子供に見られ、特に3歳〜5歳の年齢が出やすい時期になります。
ただ、ずっと痛い訳ではなく、月に1〜2回・週に1〜2回と不定期に繰り返されます。
成長痛の痛みのレベルには、個人差があります。
スポーツをしている子供に見られる「オスグッド病」や「シーバー病」は成長痛ではなく、【スポーツ障害】となるので注意しましょう。
原因・症状・痛む場所は?
なぜ痛むの?原因は?
はっきりとは解明されていませんが、成長期の子供は骨や筋肉・関節がまだ柔らかいため、日中に激しく動くと夕方や夜にかけて疲労により痛みが出ると考えられています。
また、ストレスを与えるのも原因の1つと言われています。
どんな症状?
・夕方〜夜(夜中)に、痛みが出る
・翌朝には、痛みが治っている
・日中はケロッとしていて、走り回っている
・摩ってあげると、痛みが治まる
・定期的ではないが、繰り返し痛みが出る
どこに痛みが出るの?
膝が一番多く、股関節・ふくらはぎ・かかと・すね・太もも・足関節
成長痛は、股関節の付け根から足の先までの下肢に痛みが出ます。
しかし、いつも同じ場所が痛むのではなく、その都度異なります。