外反母趾
- 足の親指の付け根が痛む
- 歩いたりすると痛む
- 足が疲れる
- 偏平足と言われたことがある
- ハイヒールなどを履くことが多い
外反母趾とは
外反母趾とは、足の親指の付け根が内側に変形して、関節部分や当たっている部分に炎症が起きて痛みが出るものをいいます。酷くなると靴を履いていない状態でも痛みがでることもあります。
女性に多く見られ、足に合っていない靴やヒールを履くことで負担がかかり発症します。
また体重が増加すると足にかかる負担が増え、変形を加速させてしまいます。痛みと体重増加により運動不足になりがちになり、筋力低下でさらに痛みが増す悪循環にもなりやすい症状です。
原因
最も多い原因は足に負担のかかりやすい靴を履くことです。ハイヒールなどの踵の位置が高く、つま先が細いものは、つま先に重心が乗るため変形しやすくなります。
また体重を支える足の骨や筋肉、関節で構成される足底アーチ(土踏まず)が崩れてしまい、土踏まずが無くなってしまう偏平足になってしまい、より外反母趾になりやすくなってしまいます。
さらに加齢によるホルモンバランスの変化による体重増加や足裏の筋力低下、足にかかる重心が親指側にのってしまう内股によっても外反母趾になりやすくなります。
さつきが丘接骨院での治療
痛みが強い時期や急性症状の場合は、患部を冷やしながら電気療法を行い、炎症症状を抑えていきます。場合によっては、足の負担を減らすためテーピングをつけたりしていきます。
痛みが軽い時期や慢性症状の場合は、患部を温めながら電気療法を行い、筋肉を和らげて、血管の流れを良くしていきます。下半身の状態を確認したうえで、痛みに対して硬くなってしまった筋肉を調整したり、内股やお身体の重心が中心に戻るよう骨盤の歪みの調整をして、痛みの改善をしていきます。
またエクササイズやトレーニングなどの運動療法で、筋力低下してしまった部分を改善し、足底アーチの再獲得をしていきます。
さらに日常生活指導もアドバイスさせていただき、靴の変更や足底板を使ったりすることでも改善につながります。