ストレートネック
- 首や肩が重だるい
- 頭痛やめまいがする
- 首が痛くて上を向きずらい
- 腕が痺れる
- 姿勢が悪い
日本人の8〜9割がストレートネック兆候!?
ストレートネックとは、本来緩やかな湾曲を持っている首の骨が、負担のかかりすぎによりまっすぐ一線上になってしまい、顎が前に突き出したような姿勢になる状態のことをいいます。
人間の頭は、”頸椎(けいつい)”と呼ばれる7つの首の骨で支えられています。人間の頭は重く、成人で体重の約10%、約4~6キロといわれています。頸椎はその重い頭を支えるため、本来緩やかな湾曲を持っているとされています。
<原因>
- スマホの長時間使用
- 長時間のパソコン作業
- 高すぎる枕で寝ている
共通する事柄は不自然な前かがみの姿勢を保ってしまうことです。
ストレートネック患者が急増した原因は、知らず知らずの内に首が前傾し、肩が持ち上がってきます。デスクワークもスマホ同様に、ストレートネックにつながる姿勢を長時間維持することでストレートネックを助長する姿勢を保ってしまっていることになります。
また、高過ぎる枕を使っていることもストレートネックの原因になります。理由は単純で、頸椎が一晩を通して不自然な形状になってしまうからです。枕が高すぎると、自然な頸椎の湾曲線を失ったまま姿勢を保つことになってしまうので、ストレートネックを発症する原因ともなり得てしまうのです。
<症状>
●筋肉疲労による肩、首、背中の痛みやハリ感
ストレートネックになってしまうと、体の約10%の頭部の重みが頸椎・首周りの筋肉や神経に大きな負担を与えます。そのため筋肉が疲労してしまい、首を中心に肩や背中に痛みが生じます。また、首周りの筋肉に大きな負担をかけ続けているので、痛み同様、筋肉のハリ感も感じることがあります。
●頭痛、吐き気、めまいやイライラ、不眠等の症状
頸椎の負担がかかる位置により、現れる症状が異なってきます。
頸椎の上部に負担がかかると、緊張性の頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れやすくなります。また、自律神経に支障をきたしてしまうので、イライラや不眠といった精神面にも症状が現れてしまいます。
●手や腕のしびれやヘルニア
頸椎の下部に負担がかかると、手や腕のしびれといった症状が現れます。
また更に悪化すると、頸椎と頸椎の間にある椎間板が本来の位置より突き出してしまい、頸椎椎間板ヘルニアになってしまうケースも少なくはありません。