アキレス腱断裂
- アキレス腱のあたりが痛い
- 痛い方の足に体重をかけられない
- 歩けない
- つま先立ちができない
- ボールが当たったような感じがした
「アキレス腱断裂」とは、アキレス腱が切れて離れてしまうことです。
アキレス腱は、ふくらはぎにある腓腹筋とヒラメ筋という筋肉と踵の骨を繋ぐ腱のこと言います。
人体の中で最も大きな腱で、立ち上がったり・歩いたりする時に使います。
しかし、このアキレス腱が断裂してしまうと、歩けなくなったり・転んだり・足に体重をかけられなくなり日常生活にも支障をきたします。
アキレス腱断裂の原因
アキレス腱断裂は、スポーツ時によく起こる外傷です。
ダッシュやジャンプ、着地や踏み込みの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急激に縮んだり・伸ばされたりした時に起こります。
スポーツでは・・・
サッカー、バレーボール、テニス、バドミントンなど。
30~50歳代の方に多く起こりやすいです。
アキレス腱断裂の症状
【 受傷時の症状 】
・アキレス腱を蹴られた感じ
・ふくらはぎをバットで叩かれた感じ
・ボールが当たった感じ
・「ポンッ」や「ブチッ」と破裂したような感じ
【 受傷直後の症状 】
・怪我をした方の足に体重をかけられない
・歩けない
・転倒してしまう
・つま先立ちができない
・しゃがみ込んでしまう
アキレス腱が断裂していても、足首は動かすことができたり、しばらくすると歩けるようになることもあります。
しかし、つま先立ちができなくなるのが、アキレス腱断裂の特徴です。
【 テスト法 】
《 Thompson(トンプソン)テスト 》
うつ伏せで膝を90°に曲げた状態でふくらはぎをつまむと、正常な場合は足関節が底屈します。
しかし、断裂していると底屈はできなくなります。
アキレス腱断裂部に皮下の陥凹(へこみ)が触れ、圧痛も確認できます。
アキレス腱断裂のさつきが丘接骨院での治療法
アキレス腱断裂が見られた場合は、MRI検査のできる最適な病院に紹介致します。
病院の医師と患者様の相談により、どちらかの治療法になります。
< 保存療法 >
手術などを行わずに、ギプスや装具を用いて固定させ、アキレス腱の回復を図ります。
< 手術療法 >
断裂してしまったアキレス腱を繋ぎ合わせます。
その後の治療・リハビリは、さつきが丘接骨院でもできます。
さつきが丘接骨院では、電気療法・硬くなってしまった筋肉をほぐす手技療法・可動範囲を取り戻す運動療法を行います。
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