バイク事故は、原付や小型二輪・中型・大型二輪によっても事故率が違いますが大まかな特徴として
①年々減少傾向ではあるが、重傷者数だけ見るとスピードが出やすいのと自動車と同じ道路を走るかつ自動車と比べると存在感が薄れてしまうというのもあり、自動車事故・自転車事故と比べて重傷者が増えています。
②バイクの7割は生身な分、重症度が高くなりやすく、また自動車と比べると視認性が悪い為、事故率が上がってしまいます。
③バイクが被害者の場合、加害者の9割以上が自動車です。そのうちの8割は「発見の遅れ」による事故です。
④事故で多いシーンは「出会い頭」「右折時の事故」で、安全確認不十分による見落としが起き、発生してしまうケースがあります。
⑤昼間は出会い頭事故、夜間は右折時事故が多く、バイク事故死傷件数にすると昼夜でケーズが異なってきます。
昼間は、夜と比べ注意力が散漫となり見通しの悪い所でも大きくはみ出てしまったりしておこるものがほとんどです。
夜間は車通りが少なく、スピードを出す自動車が増え、更に夜になるとスピードの速度感覚が変わり、速度をあまり速く感じず「行けるだろう」と思った矢先、ぶつかってしまうケースがあります。
◎バイク事故保険とは?
バイク事故の保険は自動車事故同様の自賠責保険が適用となり、補償内容も同様のものが受けられます。
補償内容:治療費、交通費、休業損害(主婦の方は主婦休損)、慰謝料
・治療費
事故の衝撃により首や腰を痛めた場合、精密検査以外にも治療費がかかってきます。痛めた身体をしっかり治していくために、基本的には自由診療として治療費が認められます。
これにより充実した治療費やリハビリが受けられますので、早期回復が見込め後遺障害を回避できます。
また、加害者が任意保険に加入している場合は保険会社の「一括対応」となりますので、患者様が窓口で治療費の負担をすることはありません(窓口負担0円)。
・交通費
交通事故を原因として発生した「交通費」という金銭的な損害を示します。これが損害賠償の1つとして認められるためには、その交通費の支出が社会通念上相当だといえるようなものでなければいけません。
1、公共交通機関を利用した場合・・・電車やバスを利用して通院したときには、その運賃全額を「通院交通費」として相手方に請求できます。
2、自家用車を利用した場合・・・ガソリン代については実費ではなく、自賠責保険が定める基準額(1㎞あたり15円)を請求することができます。
3、タクシーを利用した場合・・・常に認められるものではありません。「怪我の内容」「症状の程度」「通院頻度」「被害者の年齢」といった種々の事情に応じてタクシー利用の相当性が総合的に判断されます。
4、徒歩で通院した場合・・・交通費は請求できません。
以上が交通費の大まかな補償の説明になります。
・休業損害
休業損害とは、交通事故によって怪我を負ってしまい、仕事を休まなくてはならなくなってしまったために得られなかった収入や賃金の補償をいいます。
原則として1日6100円
専業主婦の方も「休業損害」があることをご存知ですか?
現金収入がない専業主婦などの家事従事者にも休業損害が認められます。
専業主婦の場合、そもそも現実的な収入がないのですが、家事労働をしているのでその労働の対価を観念することができるためです。具体的には入院していた日数や通院の実日数が基準となります。
・慰謝料
慰謝料とは、交通事故によって受けた精神的苦痛に対する補償のことです。
自賠責基準では、交通事故被害者に対する最低限の給付をすることを目的とした計算方法がなされています。
・実通院日数×4300円または通院期間×4300円×2の少ない方を採用
・後遺症認定の場合、「損害保険料算出機構」により認定される14段階に応じて決定されます。
・バイク事故の施術
交通事故に遭ってしまいお怪我をされた場合、むち打ちや腰痛・背中の痛み・頭痛などは早期に対処することが必要となります。
バイク事故のケガの特徴は頭痛が一番で、二番目に胸部と、自動車事故と比べると生身ですし、地面から高さもあるので頭部外傷が多いようです。そして身を乗り出し、防御反応により胸を強く打ち付ける事が多いようです。
交通事故後、早期に施術を受けるとどうなるのか・・・?
- むち打ち症状が出なくなった!
- めまいや頭痛が起きづらくなった!
- 肩・腰の痛みがなくなった!
最初は「どこも痛くないから大丈夫」と思っていると、後から痛みが出てくる可能性がとても高いです。
そうならない為にも早期に施術を行い、後遺障害にならないようなからだ作りをしましょう。
当接骨院の専門スタッフが、解消へのお手伝い・サポートをさせていただきます。
諦めずにご相談ください。