オスグッド病

  • 走ると、膝が痛い
  • 膝を曲げると、膝や太ももが痛い
  • 膝の下を押すと、痛い
  • 正座がつらい
  • 膝の下の出っ張りが気になる

 

オスグッド病は、「成長痛」ではありません。

オスグッド病は、スポーツ障害です。

 

【スポーツ障害】と【成長痛】の違いは、①起きやすい年齢、②原因の有無、③痛みの頻度・場所、④レントゲンでの異常の有無などで確認できます。

 

 

あなたは「オスグッド病」?

「オスグッド病」の正式名称は、「オスグッド・シュラッター病」。

膝の使い過ぎ(オーバーユース)による成長期スポーツ障害の代表的な疾患です。

 

〈 特徴 〉

10〜15歳(小中学生)の成長期の子供になりやすい

・ジャンプなど膝を曲げ伸ばしすることが多いスポーツ

・ダッシュなど走ることが多いスポーツ

蹴る動作の多いスポーツ

 

〈 好発スポーツ 〉

バレーボール、バスケットボール、野球、サッカーなど

 

〈 症状 〉

・膝のお皿の下の骨が出っ張ってくる

・膝のお皿の下あたりが赤く腫れる、熱を持っている、痛い

・運動をすると膝が痛いが、休むと治る

 

 

 

オスグッド病を知ろう!

オスグッド病とは、太ももの前面にある大きな筋肉(大腿四頭筋)はお皿の上(膝蓋骨)を通り、膝蓋靭帯として、お皿の下の骨(脛骨粗面)を引っ張り、繰り返しの動作により過剰な負荷がかかり、痛みや腫れを起こします。

 

 

〈 原因 〉

・膝への負担のかかり過ぎ

・身体の柔軟性不足(特に大腿四頭筋の硬さ)

・疲労の蓄積

 

 

さつきが丘接骨院での治療法

「安静第一」「患部を休めること」「運動中止」

まずは、自分でできる基本治療です。

痛みが強いのに、無理して運動をしてしまうと、悪化させてしまいます。

症状によっては、「運動量を減らす」「痛みの出る動きはしない」などと、その時の症状に合わせた指導を行なっています。

 

〈 さつきが丘接骨院では・・・ 〉

●電気療法やアイシングにて、炎症を抑えます。

電気療法を行うことで【痛みを和らげる】【筋肉を和らげる】【リラックス効果】があります。

 

●同時に、アスリート選手も使用している早期回復に近づける治療器を使います。

細胞や組織が損傷を受けると、プラスとマイナスイオンのバランスが崩れ、生体電流がうまく流れなくなります。

そこで、この治療器を使い、正常な状態に戻し、早期回復・早期復帰を目指します。

 

●筋肉の緊張をほぐし、患部への負担を減らします。

 

●ストレッチ指導を行い、症状を悪化させないようにします。

特に大腿四頭筋(太ももの前面)を伸ばすストレッチが効果的です。

その他にも、股関節・ハムストリングス(太ももの後面)・体幹の筋力強化など、今後の怪我防止に繋がる指導を行います。

 

●症状に合わせて、サポーター指導を行います。

【脛骨粗面の負荷を軽減するためのサポーター】

 

●なかなか治らない・慢性化している症状に対しては、衝撃波治療器をオススメします。

圧力波である衝撃波を患部に当て、あえて組織を微細損傷させることで、組織を回復させて痛みを改善させます。

難治性・慢性痛に効果的で、アスリート選手でも使用している治療器です。

 

〜さつきが丘接骨院から、スポーツをしている子供たちへ〜

【 痛みを出さない・大好きなスポーツを続けるためのポイント 】

1,スポーツをする前・した後は、ストレッチをすること

2,スポーツをした後は、必ずアイシングをすること

3,再発防止には、サポーターなどを付けて負担をかけないこと

 

スポーツ前のウォーミングアップ&スポーツ後のクールダウンは、非常に重要です。

怪我をしないためにも、しっかり行いましょう。

 

 

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執筆者:柔道整復師
さつきが丘接骨院・整体院 代表 大谷 尚夫

さつきが丘接骨院・整体院 代表 大谷 尚夫

開院当初より約三五年、常に向上心を持ち患者様のニーズに応えて誠心誠意真心こめて施術する事をモットーにやってまいりました。
時代の流れで外傷の診れない接骨院が増える中、さつきが丘接骨院では長年の経験と実績があり、しっかりと外傷(ケガ)が診れる接骨院として自負しております。

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